映画『月極オトコトモダチ』

映画『月極オトコトモダチ』はMOOSIC LABのときに、主題歌に惹かれて観に行きました。もともと主題歌陣の、BOMIさんが好きで、入江陽さんも好きで、この時は正体不明だった長谷川白紙さんにはのちにドはまりします。その後、新宿で上映されていたので、2回目の観賞。

最初はトレンディっぽいディテールや「男女の友情は存在するのか」みたいなしょうもないテンプレに乗っかれなかったのですが、最終的には面白かったなーって映画館を出ました。

音楽映画で、恋愛映画。ここまでがパブリックイメージですが、結末は友情物語です。(だから、「男女の友情」の答えは作中に描かれているわけです。)

あまりない視点だとは思いますが、アイドル映画という見立てもできると感じました。アイドルの出てる映画ではなく、アイドルについての映画。つまり、レンタル友達を「会いに行けるアイドル」の延長線上に置くことは可能だよなあという話です。しかし、そう考えた時に主人公の行動は厄介です。その上で、示唆に富んでいるとも言えなくもない。

自分としては、主体性に欠ける主人公が苦悩しつつ結果的には友情によって成長を遂げようとする感じや、 ヤナセ(レンタル友達氏)が自らを空っぽと規定していて無私で魅力的で闇が深そうなところが、特に心に残りました。(僕は普段の恋愛対象女性ですが、ヤナセ好き〜ってなりながら観てました。)

あと、冒頭の公認会計士氏……

大切な文章

先日、姫乃たまさんから復帰を知らせるツイートがありました。内容ももちろん大切なのですが、この一連の文章が文章として大好きで仕方ありません。行き届いていて尊い。おまけに140字×4ツイートにきれいに収まっている。

まず、必要で大切な挨拶と伝達事項から始まって、胸を突かれる状況報告があって、重くなると思ったらフっと笑わせにかかって、最後は洒落っ気のあるフレーズからきっちりと締めへ。

無駄がないのに豊かで、なんかすごくないですか?タトゥーに彫ってもいいわ。ちょっと長いけど。部分的な耳なし芳一みたいになるけど。

https://twitter.com/Himeeeno/status/1137948694806900736

https://twitter.com/Himeeeno/status/1137948694806900736

https://twitter.com/Himeeeno/status/1137949385419976704

https://twitter.com/Himeeeno/status/1137949816074280960

2019/06/03

姫乃たまさんのいちファンです。

今日、姫乃たまさんの(おそらく)休養がアナウンスされました。詳細は未定ですが、人前に立ったりファンと交流するのは、お休みされる可能性があると思っています。

今の気持ちを書いておこうと思い筆を執りました。

 

この報せを受けたときショックはありませんでした。少しホッとしたかもしれない。病院に行ってドクターストップの判断を仰ぐのは簡単なことではない気がしますが、姫乃さんは個人仕事の人なのにちゃんとそれをやってらっしゃいます。

 

姫乃さんは地下アイドル卒業前後に、「10日連続」と「18時間耐久」という、長時間イベントを開催されました。内容は割愛しますが、ファンが成長できるようたくさんの慈愛を分け与えてくれた日々だったと思っています。

だから、ファンはもう大丈夫。

 

そして、そもそも姫乃さんはすごい人なので(語彙)、それがどのような未来であっても、しなやかに形を変えながら、素晴らしいところにたどり着いていることだろうと思うのです。

僕としてはそれを楽しみにしつつ、今日は筆を置きます。